記事(要約)
第一生命ホールディングス(HD)は2024年4月入社の新入社員の初任給を27万6000円から32万1000円に引き上げる予定です。
これは国内大手金融機関で最高水準となります。
この初任給の引き上げは4年ぶりで、内勤職の大卒で転勤を伴う者が対象で、引き上げ率は16%です。
金融業界では優秀な人材の確保や物価上昇による政府の要請に応えるため、初任給を引き上げる動きが強まっています。
また、転勤時の一時金も引き上げられ、専門性の高い人材の獲得のための制度も導入されます。
(要約)
コメント(まとめ)
・大企業の初任給に差が生じており、大企業有利となっていることが取りざたされています。
一方で、田舎での就職が中小企業が多いため都会へ人口がシフトし、大企業への集中が進む可能性が指摘されています。
高卒で大企業に就職できないことから高卒と大卒の給与格差が大きくなることが懸念されています。
さらに、大企業が賃金を上げつつ新しいビジネスを展開していくことが求められる一方で、中小企業が賃上げに慎重な姿勢を見せていることについて懸念を示す声も挙がっています。
(まとめ)