トヨタグループの不正 開発遅れ負担が現場しわ寄せ 深刻すぎる「モノ言えぬ現場」
サンデー毎日×週刊エコノミストOnline 2/8(木) 13:10 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/76375ff3bb4ef28e879872eb39079f404a37959d
記事(要約)
トヨタグループ内で不正行為が相次いで発覚しており、トヨタ系ディーラーの不正車検や日野自動車のエンジン試験の不正、またダイハツ工業や豊田自動織機でも不正が判明している。
各社の不正は完成車やエンジンの試験で規定に従わず結果を改ざんし型式指定を取得していた。
このような不正が発覚したことで、トヨタブランドの信頼が大きく傷ついている。
トヨタの豊田章男会長は不正発覚に危機感を示し、グループの風土改革を掲げた。
これらの不正は、開発スケジュールの遅れによる圧力が現場に響いた結果であり、トヨタグループは効率的な生産や成長戦略に固執する中で不正が起きたとされている。
(要約)
コメント(まとめ)
(まとめ)トヨタ出身の役員がグループ会社に多く存在し、トヨタの意向に従いがちで、トヨタからの要望に異を唱えることはないとの指摘が多く見られます。
また、大手企業全般に共通するタイトなスケジュールやコスト設定、上司の無理に対する従属、現場との距離、不正、問題の報告が上司に届かないことなどについての指摘が見られます。
トヨタグループに限らず組織全体に広がっていると考えられる問題が示唆されています。