日経平均株価の史上最高値接近で浮かび上がる経済・生活実感との乖離:株高を支える円安バブル、物価高、日銀金融緩和観測の継続性に危うさ
NRI研究員の時事解説 2/16(金) 11:07 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/05e40231d9470f587701ec74facc6d274c523e96
記事(要約)
2023年10~12月期の実質GDPのマイナス成長が、個人消費の弱さを示し、日本の経済が低迷していることを確認した。
一方で、日経平均株価は史上最高値に迫っており、円安や物価上昇が背景にある。
ただし、この状況はリスクを伴っており、実体経済との乖離が生じていると指摘されている。
株価の上昇は企業収益の拡大によるものであり、実質賃金の低下や個人の所得には影響を及ぼしている。
円安や米国経済の動向などによって株価には逆風も考えられる。
また、日本銀行は超緩和の状態を維持することから、株高や円安の流れが続くとの見方が強まっているが、それが永続するものではなく、後半には逆風が生じる可能性があると警告している。
(要約)
コメント(まとめ)
記事全体からの傾向と論調をまとめると、金融緩和による円安で株価が好調なものの、実体経済には反映されておらず、一部の層に利益をもたらしているとの指摘が多く見られます。
さらに、実質金利のマイナスにより国民の所得が犠牲になっているとの懸念が示され、景気後退や円安による影響に対する懸念も表明されています。
一方で、株価の高騰には過去とは異なる要因があるとの指摘もあります。
また、税制や所得格差、さらにはインフレやデフレについての懸念も示唆されています。
最後に、予測が難しい状況であるという意見も見られます。
(まとめ)