「運賃値上げに応じない」大手と取引終了 運送会社の意識を変えた米企業のドライバーファースト

ツギノジダイ 2/17(土) 8:05 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/d50e26c047db418d90bd7b4e18f83eb59d7ebd3c

記事(要約)
アイ・ティー物流の代表取締役である田中仁一氏は、2023年3月にある大手企業との取引を終了させた。

その背景には、2024年問題や米国企業との取引で実感した日本の荷主の低い運賃があると述べている。

また、適正な運賃を実現するためには運賃の引き上げが必要だと訴えている。

アイ・ティー物流は輸入貨物を関東一円に運ぶ運送会社であり、トラック26台を抱える小規模な会社である。

田中氏は、1990年代から荷主からの運賃低下に悩まされ続け、国内の運送業界では適正な運賃が支払われていない状況を問題視している。

また、アメリカ企業との取引で一定の対価を得られた経験を通じて、国内の荷主が運送業者を対等に扱っていないことに気付いたと述べている。

適正な運賃が支払われない状況では、ドライバーの給与が上がらず、人手確保が難しくなるとして、多くの課題が生じると指摘している。

また、安全な運転を続けるためには適正な運賃が必要であり、現状では安全教育に必要な費用を捻出することも難しいと述べている。

(要約)
コメント(まとめ)
(まとめ)運送業界における中抜き運送会社の問題、運賃値下げの影響などに対する多岐にわたる意見が寄せられています。

荷主の安易な運賃交渉や下請法の存在、規制緩和による影響など、中小企業やドライバーの立場からの不満や懸念が見受けられます。

一方で、大手企業を批判する意見や、外資系企業との取引、労働者の権利についての考察も見られます。

さまざまな視点から、適正な経営や取引のあり方、労働環境について改善を求める声があります。



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