受刑者が「さん」付け運用に抱いた違和感 「お前」よりはマシだけど… 刑務官は「立場が逆転する」と懸念
弁護士ドットコムニュース 2/19(月) 16:48 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/27207191265a39ac5d2534172b4b6d646fa953b7
記事(要約)
法務省は、名古屋刑務所の事件を受けて、再発防止のために全国の刑務所で受刑者を「さん」付けして呼ぶことを2024年4月から始めると発表した。
しかし、すでに「さん」付けが導入されている刑務所では服役中の受刑者から反対意見が寄せられており、「極端な気がする」との声もある。
刑務官や受刑者からは「さん」付けが改善や更生につながるのか疑問の声も上がっており、刑務官の人材育成にも問題があると指摘されている。
(要約)
コメント(まとめ)
(まとめ)
刑務所における受刑者への「さん付け」の導入について、意見は様々です。
一部の意見では、刑務所内での環境や指導が必要であり、「さん付け」に変わっても違和感を感じるだけであまり効果はないとの声もあります。
また、受刑者に「さん付け」をすることが更生を促す一方、一般社会から隔てる意味があるなど、肯定的な声も見られます。
一方で、受刑者への「さん付け」導入には疑問や批判も多く、虐待防止や人権保護といった観点からの良い面もあるとする意見を受けつつも、被害者や社会への配慮が必要だとの声や、厳しい環境で更生に努めさせるべきという考えもありました。
ますます社会の議論を呼びそうなテーマと言えるでしょう。