能登半島地震で救助の６割、空から救出…「陸の孤島」ヘリ有効

防衛省によると、能登半島地震で自衛隊が約480人を救助し、そのうち約310人が航空機で救出された。

これは熊本地震の際の7%を上回る数字であり、特に道路の寸断により孤立した地域ではヘリコプターの救助が重要だった。

空自の内倉浩昭・空幕長は、救助隊員が着陸可能な場所を見つけるのに苦労したことや、ヘリの回転翼が吹き下ろす風による危険を回避する努力をしたことを明らかにした。

能登半島の自衛隊拠点は北部の輪島分屯基地だけであり、元日には隊員が1000人の住民を受け入れた。

内倉氏は、電池式の拡声機やリヤカーが救助活動で役立ったことを説明している。

（要約）

（まとめ） 阪神淡路大震災の時は自衛隊の出動に賛否があったが、近年は災害時の活動が当たり前になり、自衛隊の救助活動について高い評価がされている。

地形的に孤立しやすい地域ではヘリコプターなどの航空機での活動が有効であり、災害に備える上でヘリポートの整備や新たな輸送機器の開発が求められるとの意見が多く見られました。

また、自衛隊員や他の救助隊員への感謝や尊敬の気持ちが寄せられ、自衛隊の存在意義や災害時の重要性について考察するコメントも多かった。

災害への備えや支援体制の整備が将来的にさらに重要とされていることがうかがえるまとめとなります。