新事実語られず、遠い真相解明　政倫審、識者は「パフォーマンス」

政府の政治倫理審査会が開催され、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について議論が行われたが、真相解明にはつながらなかった。

首相の出席表明によって公開されたものの、識者は「パフォーマンスだ」と指摘。

首相は出席理由として「国民の政治不信が高まっていて危機感を感じた」と述べたが、野党からの質問には十分な回答がなかった。

評論家は「バランスの取れたリーダーシップが必要」と指摘し、第三者機関による調査が必要だと訴えた。

（要約）

（まとめ） 岸田首相の政倫審出席について、新たな事実が出なかったことや追及をかわすだけの場になってしまったことが国民の不信を深めているとの指摘が多く見られます。

裏金や脱税の問題に関して真相解明が求められており、政治資金規正法の改正や第三者機関による厳正な調査を受け入れるべきだという声もあります。

また、一部では過去の政治不祥事との比較や政治家のライフスタイルに疑問を呈する意見も見られます。

真相解明や法改正に向けた取り組みが求められる中、野党やメディア、有識者など各方面から様々な意見が寄せられています。