記事(要約)
13歳の田花結希子アイリーンさんと彼女の母親水谷麻里子キャロラインさんは、昨年の京都市立小学校の卒業式と同中学校の入学式で「君が代」を歌いたくないと申し出、教員らに説得されたが結局歌わなかった。
彼らは2月14日、東京の参議院議員会館で文部科学省の職員に「日の丸・君が代」の強制をしないよう要請した。
文科省は国旗国歌法制定時から「内心には入らない」が、その指導は必要だと回答。
親子は子どもが主人公の式典にするよう都道府県の教育委員会への指導を求めて要請書を提出した。
アイリーンさんは40分間も説得されたことや、教育現場での「内心の自由」の保障が不十分だと証言した。
結果的に、文科省は京都市教育委員会に事実関係を確認し、親子の要請書の内容を伝えることになった。
(要約)
コメント(まとめ)
(まとめ)昭和時代から現代に至るまで、君が代や国歌斉唱に対するさまざまな意見や感情が存在しています。
一部の人は国歌の歌いたくないという意思を尊重すべきだと主張する一方で、他の人は国家や国民への敬意を示すために起立や国歌斉唱が必要だと考えています。
個人の自由や多様性、社会での適切な行動とのバランスが問われるテーマと言えるでしょう。
親としての介入や教員の対応、学校行事での振る舞いや社会での個人の自由など、さまざまな視点から国歌の問題が考えられています。