保育士がみる現実的な人数は?　25人に基準改善しても「不十分」

国が4月に保育士1人がみる4、5歳児の数を30人から25人に減らすことを決定する中で、山ゆり会の松山圭一郎さんは1人の保育士がみる子どもの数が12人であり、25人では不十分だと指摘している。

保育士の確保が課題であり、待遇改善や職場環境の整備が重要だと述べている。

松山さんはICTの導入など職場環境改善に取り組み、専門性を持った保育士のキャリア支援や家賃補助など独自の取り組みで保育士を確保している。

（要約）

・保育園や幼稚園の現場において、保育士の人員配置基準が不十分であり、現場の保育士たちが大変な過酷な労働環境に置かれていることが様々な声から浮かび上がっています。

特に、年少から年長までの子供たちを一人で見ることが難しい状況や、特別なケアや支援が必要な子供たちへの対応が困難な点が指摘されています。

また、保育士の職務は保育だけでなく、付随する事務作業や準備、保護者対応などがあり、働き方改革や給与、休暇といった面でも改善が望まれています。

保育士不足の背景には、適切な給与や労働環境の整備が求められており、政府や自治体、運営法人による支援・改善策の実現が望まれています。

（まとめ）