なぜ共産、れいわ、参政党の支持者には「ワクチン懐疑派」が多いのか…東大教授が分析する「政治と陰謀論」の関係

プレジデントオンライン 3/22(金) 8:17 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/f075c11f7750c05b7c5a0e7121429e8e1386fae8

記事(要約)
東京大学大学院の鳥海不二夫教授による研究によると、SNSでワクチンに懐疑的な態度を掲げるアカウントには共通点があることが分かった。

この研究では、2021年1月から12月までの1億件のツイートを分析し、「ワクチン懐疑派」が主要政党のアカウントをフォローする傾向が明らかになった。

特に、ワクチン懐疑派は陰謀論や自然派、スピリチュアルな世界観に関心が高い傾向があり、政治への関心も高いとされた。

また、コロナ禍以前からワクチン懐疑派だったアカウントはれいわ新選組や共産党と親和性が高く、コロナ禍以降にワクチン懐疑派になったアカウントは参政党の支持者が多かったという。

この研究から、アニメ、ゲーム、漫画などへの関心が高いアカウントはワクチン懐疑派傾向が低い一方、政治への関心が高いアカウントほどワクチン懐疑派傾向が高いという結果が得られた。

また、研究では、ツイッターユーザーのワクチンに対する態度の変化や政治への関心についても分析され、参政党のアカウントをフォローする率が急上昇したことが示唆されている。

最後に、インターネットの発達により情報の偏りに気づきにくくなっていることや、情報の偏りを避けるためには「情報的健康」に意識を向ける必要があるという指摘もされた。

(要約)
コメント(まとめ)
(まとめ) 日本では、ネットが普及して情報が溢れる中で、ワクチン接種や陰謀論などに関する意見や懐疑派の声が広がっています。

一部では新型コロナワクチンに対して懐疑的な意見が根強く存在し、その理由にはmRNAワクチンの特異性や安全性への不安、偏った情報提供などが挙げられます。

また、マスメディアへの信頼が高いとされる日本においても、情報の偏りや隠蔽、放送内容の一辺倒に疑問を持つ声があります。

議論や意見の多様性を尊重し、客観的な情報提供と議論の場を持つことが重要であるとの声も多く挙がっています。

一方で、極端な思考や偏った情報への陥り方、政治との関連性などに対する懸念も見られます。

情報の信頼性や公正性、議論の広がりを考える上で、客観的な視点や多様な情報収集が必要であるとの声が多く寄せられています。


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