ドライバーの賃金アップに繋がるか!? 約8％の引き上げとなる国交省の新たな「標準的運賃」

国土交通大臣が新たな「一般貨物自動車運送事業に係る標準的な運賃」の告示を行い、運賃水準の引き上げや新たな料金設定を含む改定を正式に発表した。

トラックドライバーの労働環境や所得の課題が残る中で、価格交渉促進や適正運賃の受給に向けた取り組みが進められている。

今回の改定では、燃料費の上昇や待機時間料、積込・取卸料、下請け手数料などの新たな設定が行われ、運賃の改定によりドライバーの賃上げの原資を整備する環境が急務とされている。

（要約）

・標準的運賃を設定しても実際には運送会社や荷主の間での交渉で変動するため、ドライバーの給与に反映されない場合が多いようだ。

運賃上昇分の半分は燃料費の増加分に消えてしまうことも課題となっている。

ドライバーの給与向上にはさらなる取り組みが必要とされている。

（まとめ）