介護福祉士試験に「パート合格」導入検討 受験機会を拡大(厚労省)

福祉新聞 3/31(日) 11:03 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/762266d6ac7e367856464203f1605abc424a4053

記事(要約)
厚生労働省は、介護福祉士国家試験を受験しやすくするために、筆記試験に「パート合格」を導入することを検討中。

これにより就労と学習を両立しながら受験しやすい仕組みを整備するという。

外国介護人材も受験機会が限られるため、この取り組みは彼らの支援にもなる。

厚労省は介護福祉士の知識や技能の低下を防ぐため、検証データ分析検討会の報告書に基づき、十分な合格基準を設けた上で「パート合格」の導入を提言している。

介護福祉士試験は全体で13科目からなり、3分割して合否を判断する予定で、再受験時は合格パートのみを受験することが可能になる。

今村文典委員は、この取り組みが働きながら資格取得を目指す人の受験機会を広げる点には否定しないが、介護福祉士の評価を下げないよう留意するよう呼びかけた。

(要約)
コメント(まとめ)
(まとめ) 介護福祉士の資格取得が比較的容易になりつつある状況に関する意見が多様である。

一方で、資格取得者の増加が介護業界の労働環境や給与に直結しないこと、資格手当の少なさ、国家試験の難易度や試験内容に対する疑問、外国人の介入に対する懸念、現場での実務経験やスキルの重要性、介護業界の低賃金・高負荷などが議論されている。

一部では、資格取得の価値が低下しているとの指摘や、介護業界全体の再構築や処遇改善が喚起されている。

また、介護福祉士の質の維持や賃金改善を求める声も多く見られる。


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