円相場一時1ドル＝154円台　34年ぶり安値更新

15日の外国為替市場では円安が進み、対ドルの円相場は1ドル＝154円台前半となり、1990年6月以来約34年ぶりの安値水準になった。

これは、米国の小売売上高が市場予想を上回ったことから、景気拡大が続くとの見方が広まり、FRBによる早期利下げの観測が後退したためだという。

今後は政府や日銀による円買い・ドル売り介入が焦点となる。

（要約）

（まとめ） ・ドル円の155円は2020年に向けての現時点での流れと見られる。

5年で4割も円安が進むなど為替の変動が顕著。

・消費税減税の必要性が指摘されており、輸出企業や国内経済を考慮した政策が求められている。

・マイナス金利解除後の円安は想定外であり、円高が進行している中で日銀の対応や国内経済への影響が懸念されている。

・日本経済の課題や円安の影響に関して、政府や日銀の対応が効果的でないとの指摘が多数。

国内外での経済のバランスが求められている。