「漫画村」元運営者に17億円賠償命令　作品を無断掲載　東京地裁

海賊版サイト「漫画村」で著作権法違反などの罪で実刑が確定した元運営者に、出版大手3社が約17億3600万円の賠償を命じる判決が東京地裁で言い渡された。

訴えたのはKADOKAWA、集英社、小学館で、17作品が無断公開された期間のアクセス数と単行本の販売価格を基に損害額を算定。

出版社側によれば、海賊版サイトを巡る訴訟で過去最大の賠償額となる。

元運営者は判決に不満を示し、福岡地裁での実刑判決を受け服役後に再審請求している。

（要約）

漫画の輸出による収入が日本から年間1兆円を超えていると言われており、それを盗んだ行為には厳罰が当然との声や、巨額の賠償金を支払う必要があるとの意見が見られます。

一方で、賠償金を取り立てることが難しい場合や、賠償金支払いの場合と刑罰とを別にすべきだとの主張もあります。

漫画家や編集者の努力や権利を尊重する必要があり、サポートを望む声も見られますが、賠償金の額の算定や取立て方法についての疑問や懸念の声も挙がっています。

（まとめ）