2600人の町に観光客140万人が殺到　インフラ維持の限界、高野山に「入山税」導入へ

和歌山県高野町にある高野山は、多くの欧州からの訪日外国人客が訪れる人気の観光地であり、世界遺産に登録されています。

町は、オーバーツーリズム（観光公害）対策として、令和10年4月に観光客に課税する方針を示し、入山税の導入を検討しています。

観光客が急増する中、人口減少やインフラの維持管理費の確保を目指してこの税金を導入する考えです。

観光客が町の人口をはるかに上回っており、町は過疎化と観光地のインフラ維持の限界に直面しています。

（要約）

（まとめ） 日本国内の観光地で入山税や観光税の導入に関する意見が多岐にわたりますが、一致しているのは地域の維持やインフラ整備のために負担を分担する必要性や、外国人観光客に負担をかけることの重要性などです。

観光客の増加に伴う問題に対応するための措置として、入山料や入場税を取ることで資金を調達し、地域や施設の維持管理に充てるといった提案がありました。

観光地の大切な文化遺産や自然環境を守るために、税金の導入や規制が必要との声が多く寄せられています。