事故車の修理費、損保と業界団体が工賃引き上げ交渉へ　30年ぶり

自動車整備工場での事故車の修理工賃の引き上げを求める業界団体が、大手損害保険4社に団体交渉を申し入れたことがわかった。

この団体は日本自動車車体整備協同組合連合会で、整備工の待遇改善を目指しており、17.5%以上の引き上げを求めている。

大手4社は東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険で構成されており、団体交渉は30年ぶりとなる。

交渉が進展すれば来年3月ごろまでに合意したいとしている。

（要約）

（まとめ） 自動車修理業界では、30年以上も工賃が据え置かれている状況に対して改善を求める声が多く上がっています。

修理工の賃金が安すぎるとの指摘や、保険料や修理代金の高騰に対する懸念が表明されています。

また、損保業界との交渉においても、透明性や公正性を求める声が存在し、業界全体の改革が望まれています。

整備工の給与改善や地位向上が重要視される一方で、消費者や保険会社とのバランスも重要視されています。

業界全体での適正価格や透明性を確保し、労働者やユーザーの利益を考えた改革が求められています。