可処分所得の4割を吸い尽くす推し活ブーム、その裏で増える推し活依存の深刻度

JBpress 7/23(火) 11:41 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/2db6bcfbc5e688383d3bade5702db52ddcbee493

記事(要約)
「推し活」とは、アイドルやタレントなどを応援する活動であり、消費者が「推し」を応援するために時間とお金を費やすことが増えてきている。

日本では3人に1人が「推し活」をしており、10代男女の間では特に人気が高い。

この市場はアイドル・アニメ市場を含めて4000億円規模の市場となっており、将来的な成長が期待されている。

しかし、過剰な「推し活」や「推し活依存」によるリスクや課題も存在しており、近年注目されている。

「メン地下アイドル」と呼ばれる業界では、未成年の若い女性ファンが多額を注ぎ込むケースが増えており、援助交際や売春のきっかけになる危険性が指摘されている。

さらに、メンズコンセプトカフェなども同様のリスクを抱えており、未成年が危険な状況に晒されることがある。

こうした「推し活」の過剰な側面に対応するため、関係企業や警察も対策を講じる必要がある。

さらに、推し活には人を依存させる仕組みが内在しており、依存性の強い娯楽であることが指摘されている。

推す側・推される側の両方が心身ともに健康であることが重要であり、健全で倫理的な「推し活」の実現が求められている。

企業や関係者はリスクを正しく認識し、過剰な依存を招かないような取り組みを行う必要がある。

(要約)
コメント(まとめ)
推し活と呼ばれるファン活動が近年注目されており、過去のオタク文化との比較が行われています。

かつては自主研究や同人活動で作品愛を表現していたオタク文化とは異なり、推し活においては企業がファンから金を吸い取る構造が問題視されています。

推し活においてはSNSなどでの交流やグッズ収集が主要な楽しみ方となっているが、投資額=作品愛と捉えられる傾向があり、業界の自主規制が求められています(まとめ)。

推し活は自分の推しをアピールする行為と捉える向きもあり、自己の身の丈に合った範囲での楽しみ方を提案しています。

また、経済格差や教育の不足からくる消費行動への懸念も指摘されており、推し活における金額の適切な管理が求められています。

企業や配信者が未成年や経済的に弱い立場の人々に対して慎重な姿勢を取る必要性も強調されています。


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