9条改憲、8月末までに論点整理　首相、自衛隊を「しっかり明記」

岸田文雄首相は自民党憲法改正実現本部で、憲法9条への自衛隊明記について8月末までに議論を加速するよう指示しました。

彼は、「国民の命を守るという国家の最も重要な責務を最高法規に明記する必要がある」と述べ、改憲議論の前進を求める保守層へのアピールを意図しているとされています。

首相は国民投票に触れ、「緊急事態条項と併せて、自衛隊明記も国民の判断を求めることが重要だ」と強調しました。

古屋圭司本部長は、自衛隊明記などの論点を整理する新設の作業部会を設立すると発表しました。

（要約）

（まとめ） 多くのコメントから、岸田首相の憲法改正に対する姿勢に対して、支持派や反対派、疑問派などそれぞれの意見が寄せられている。

岸田氏が支持率低迷の中で改憲議論を進めていることや、自民党政治家たちの信用について疑問が投げかけられている。

憲法改正の必要性については、時代の変化や国際情勢に合わせ、議論が進められるべきだとする意見もある一方で、十分な議論と国民の意見を聞くべきだという声も多く見られた。

また、独裁への懸念や自衛隊明記という一点に焦点が当てられていることに対する不安など、様々な視点から憲法改正に対する意見が出されていることが読み取れる。