誕生100年の都バス、意外に知らない「利用者多い路線」はどこ? 鉄道網の空白地帯が健闘、でも実は8割が赤字
東洋経済オンライン 9/21(土) 7:02 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9a62bb9cd8d19f6818665425ceeec04ddf935f1
記事(要約)
都バスは東京都内を縦横に走るバスで、1924年に始まり、100周年を迎えた。
2022年度のデータによると、都バスの最も利用者が多い路線は池袋駅東口と西新井駅を結ぶ「王40」系統で、次に利用者が多いのは錦糸町駅前と門前仲町を結ぶ「都07」系統。
しかし、利用者が多いだけでなく「儲かる」とは限らず、系統によって収支が異なる。
全体的に都バスは赤字が多いが、個々の系統によっては黒字もある。
都バスには人員不足の課題もあり、今後バス事業全体で人材確保が重要な課題となる。
(要約)
コメント(まとめ)
都営バスの経営効率化のために民間会社に委託、職員の賃金カットなどの施策が行われていますが、はとバスなどの民間委託会社では人員不足が深刻化しており、減便やサービスの低下が懸念されています。
採用試験の受験者数の減少や待遇面への懸念も指摘されており、将来的に東京のバス路線の維持が困難になる可能性が浮上しています。
また、路線バスの運賃体系や収益性に関する懸念もあり、均一運賃による収支の不均衡や利用客の高齢化によるシルバーパス利用者の増加も赤字の一因とされています。
運転士不足や公共交通のデジタル化への取り組み不足も課題として挙げられています。
一方で、観光路線や効率化の必要性、地域ごとの特性や需要に合わせた施策の必要性など、様々な意見が寄せられています。
バス業界全体の厳しい状況や今後の課題について、公共交通の持続可能な運営についての考察も行われています。
(まとめ)