記事(要約)
2023年度に高齢者が介護施設などで職員から虐待を受けた件数が、前年度比31.2%増の1123件で、3年連続で過去最多となったことが厚生労働省の調査でわかった。
虐待で特定された被害者は2335人で、「身体的虐待」が最も多かった。
家族や親族による虐待も1万7100件報告され、加害者は「息子」「夫」が多かった。
虐待の主な要因は、認知症の症状や介護疲れ・介護ストレスとされている。
(要約)
コメント(まとめ)
この記事では、高齢者の虐待だけでなく、介護施設の職員が受ける被害やストレスが報道されず、職員側の苦悩や現場の実態に焦点が当てられています。
特養などの現場で認知症や高齢者からの暴力やハラスメントに悩む職員が多いことや、報道されない現実が明らかになっています。
また、職員の給料や労働環境が改善されないまま、介護業務の負担が増えているとの指摘もあります。
さらに、利用者の権利擁護や身体拘束禁止などの施策が介護職のストレスや職員-利用者間のトラブルを増やしているとの意見も見られます。
(まとめ)