なぜ『ドラゴンボール』のテーマパークが「サウジアラビア」に作られるのか。日本のエンタメ業界が抱える“決定的な弱点”

週刊SPA! 1/15(水) 15:54 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/518d97f1b4b08c5197c97856876c9661dbb1c721

記事(要約)
2030年までに完成予定のサウジアラビアに建設される「ドラゴンボール」のテーマパークについてのプレスリリースが発表された。

敷地面積は東京ディズニーランドと同じぐらいの広さで、7つのゾーンに30以上のアトラクションがあり、その中で5つは世界初の体験ができるという。

再現されたドラゴンボールの世界を楽しめる予定で、建物やアトラクションも同作品に登場するものが設置される。

サウジアラビアでなぜこのテーマパークが作られるのかについて、アニメーション・マンガ熱の高まりや国家プロジェクトとの関連性が示されている。

サウジアラビアでは日本のアニメーションに対する関心が高まっており、同国首相のムハンマド・ビン・サルマーン氏もアニメ好きであり、このテーマパーク計画が進行している背景にはサウジアラビアの国家計画である「サウジビジョン2030」も関わっている。

また、サウジアラビアでは大規模な国土開発が行われており、観光地の創出や労働市場の確保に貢献する目的もある。

一方で、大規模プロジェクトの建設には資金不足や国民への強制退去などの問題も存在し、成功への道は険しいとも報じられている。

(要約)
コメント(まとめ)
日本のアニメの輸出に関しては、古くから存在しており、作品ごとに海外でも大きな人気を持つものがある。

しかし、テーマパークの建設には資本と利益計画が必要であり、長期的な成功を収めるためには重要な要素となる。

日本国内でアニメのテーマパークを実現する難易度は高く、世界的な人気を持つ作品でも成功は保証されない。

そのため、海外での展開や外資の投資が最適な方法であるという意見がある。

日本のソフトパワーに対しては、技術や発想力において優れている一方で、ビジネス面では未だ課題が残るとの指摘がある。

日本人のビジネスマンには商機を見出す目や行動力が足りないとの意見もあり、言語的な問題も関与している可能性が指摘されている。

テーマパークの運営には多くのリスクが伴い、定期的なメンテナンスや新しいアトラクションの追加が必要となる。

一方、ソフト(コンテンツ)提供は声が掛かったときに参画すればよく、経営的なリスクがハードよりも少ないという意見もある。

また、日本国内でのテーマパークの建設において、入場料の高さや土地の確保などの課題が挙がり、海外で建設する方がより効果的であるとの見解もある。

特にサウジアラビアなど土地や資本に余裕のある国であれば、高い入場料設定や大規模な施設の建設が可能であるとされている。

アニメや漫画を活用したテーマパークはコンテンツの人気や国内外の受け入れ状況、ライセンスの取得などさまざまな要素に影響される。

これらの要素を考慮しながら、将来的なプロジェクトの展開や成功に向けてさまざまな視点が示されている。

(まとめ)

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