記事(要約)
2024年4~12月期の決算によると、農林中央金庫は1兆4145億円の赤字を計上した。
この赤字は、海外金利の上昇による含み損を抱えた米欧国債の売却によるもので、2024年9月の時点からさらに赤字が拡大した。
2025年3月期の赤字規模は依然として1.5兆~2兆円の見通しで、これはリーマン・ショック時の赤字を上回り、過去最大となる見込み。
農中は資産売却と資本増強を進め、増資計画や運用資産の入れ替えを行っている。
26年3月期には黒字化を目指し、低利回り資産の売却を進める計画。
金融庁と農林水産省は農中を監督し、リスク管理体制の見直しや外部からの理事登用などを提言した。
(要約)
コメント(まとめ)
まとめ:農林中央金庫が巨額の赤字を出したことで、外債運用やリスク管理の問題が指摘されています。
一部では農林中金の赤字補填のために米価を上昇させている疑惑も浮上し、農家に対する影響が懸念されています。
また、組合員からの資金を運用している立場から、適切なリスク管理や透明性が求められています。
さらに、政府や監督官庁との癒着や、責任の所在に関する指摘もあります。
(まとめ)