EV用電池で「世界首位」、中国CATLが磨く競争力 「リン酸鉄系」でBYDに譲った市場シェアを奪回
東洋経済オンライン 2/10(月) 16:02 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/211290338920c7d7811062762f24564404a8ddf8
記事(要約)
CATLは、EV市場で競合他社に優位性を保ちながらも市場シェアと利益を拡大し続けており、2024年の業績予想では売上高は減収見込みながらも純利益は増益予想となっている。
CATLは中国市場で45%のシェアを持ち、リン酸鉄系と三元系の両方で首位に立っている。
また、CATLは海外市場でも強みを持っており、反撃を見せて首位の座を守っている。
しかし、将来の市場変化や競合他社の動きが不透明であり、CATLの高い利益率について取引先や業界から不満が出ている。
リン酸鉄系電池市場では海外メーカーも巻き返しを図り、CATLに対抗している。
(要約)
コメント(まとめ)
- リン酸鉄リチウム電池(LiFe)は安価でレア金属を使用しておらず、安全性が謳われているが、全てのメーカー製が安全ではないとの報告もある。
- 日産自動車が福岡県に車載電池工場を設立し、リン酸鉄リチウムイオン電池の生産を行う。
生産能力は年間5㌐㍗時で、2028年に新型軽電気自動車から採用予定。
- リン酸鉄電池は日本も後れをとっておらず、競争力を得たが、全固体電池の開発には高コストや中国の研究進展に注意が必要。
- 中国企業のCATLやBYDがEV市場で活躍しており、中国の自動車産業が優勢であるとの指摘がなされている。
- 日本メーカーは知的財産権に対する意識が低く、特許に関する訴訟でリン酸鉄電池の技術を失ったとの見方もある。
- EVの普及に伴い、リン資源の消費や中国の開発スピードに対する懸念も表明されている。
- 自動車メーカー間の競争や技術開発について、日本の遅れや中国勢の台頭に対する不安や努力の必要性が指摘されている。
- 日本のバッテリーシェアやEV市場での立ち位置、競争力に関して懸念が表明されている。
- 日本の自動車業界における課題や競争状況に対する様々な意見が述べられている。
(まとめ)