放出の備蓄米、小売業者に届いたのは1.4％　農水省調査

政府備蓄米の流通状況に関する農林水産省の調査結果によると、21万トンの備蓄米のうち約1.4%しか小売業者に届いておらず、9割以上は集荷業者に滞留していることがわかった。

農水省は、備蓄米の取引が通常の商取引と異なるため、手続きや調整が時間を要していると説明している。

また、落札された備蓄米の約94%を取得した全農は5万5000トンを卸売業者に出荷し、今後の流通が加速する見通しとなっている。

さらに、3回目の政府備蓄米の入札結果も発表され、10万164トンが99.97%の落札率で落札された。

平均落札価格は前回より454円安い2万1926円で、2023年産の古米が対象となっている。

（要約）

（まとめ） コメントからは、農水省やJAに対する不信感や批判が多く見られました。

備蓄米の放出に関する遅れや流通の問題、価格操作の疑いなどに対して、国民からは不満や疑問が集まっています。

政府や農協による利益優先が指摘されており、情報の透明性や責任の所在に対する要求が高まっています。

国民の主食である米に関わる問題に対して、より透明性のある対応と、適正な価格での流通を求める声が根強く存在しています。