コメ平均価格5キロ3672円 6週連続の値下がり 3600円台は約5か月ぶり

TBS NEWS DIG Powered by JNN 7/7(月) 15:48 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/090d82bf75eee564724788e1b7e8ccd3a43cfbe5

記事(要約)
スーパーでのコメの平均価格が5キロ3672円となり、6週連続で値下がりしています。

農林水産省のデータによると、6月23日から29日までに129円下がり、5か月ぶりに3600円台に達しました。

値下がりの要因はブレンド米や2000円前後の備蓄米の流通増加です。

「銘柄米」は4290円、「ブレンド米」は3213円、「随意契約」の備蓄米は2054円となっています。

また、6月29日までに「随意契約」の備蓄米は約3万2840トンが販売されました。

(要約)
コメント(まとめ)
米の価格についての議論は様々な視点から行われていますが、主なポイントは以下の通りです。

1. **価格の変動:** 最近、米の価格が値下がりしていることに対しては賛否があります。

価格が安くなることは消費者にはありがたいが、農家への収入への影響も考慮する必要があるという意見が多く見受けられました。

特に、備蓄米の放出が相場に与えている影響が強調されています。

2. **流通の状況:** 備蓄米やブレンド米が市場に出回ることで、平均価格が下がっているものの、銘柄米が依然として高いままでいる不均衡さに対する不満も多く見られました。

また、米の流通経路の問題への疑問が提起され、「なぜ今になって流通が改善されたのか」という疑念もあります。

3. **農業の未来:** 農家の平均年齢が高まり、食料自給率の向上が叫ばれていたにもかかわらず、消費者の米離れや農業の持続可能性への懸念が表明されています。

農家への報酬が適切に行われないと、将来的に日本の農業が疲弊していく可能性があるという意見もあります。

4. **消費者の選択:** 消費者が求める品質や価格と、農業市場が求める適正価格との間にはギャップが存在することが示唆されました。

このままの状況が続く場合、消費者がより安い代替品を求めるようになる可能性が高いという指摘も見られます。

(まとめ)米の価格問題については、消費者と農家双方のニーズをバランスよく考慮し、健全な流通と生産環境を構築する必要があるという視点が強調されています。

価格の変動と流通の透明性が求められる中、農業の持続可能性や食料自給率の維持が重要なテーマとして浮上しています。



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