リチウム相場が「ピークの10分の1」に暴落の無残 EVシフトの失速響き、供給過剰の長期化必至

東洋経済オンライン 7/7(月) 16:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c99dcb78378833d66acdd706e3ddaf63a7baa9d

記事(要約)
リチウム相場が急落しており、多くの生産企業が採算割れに苦しんでいる。

リチウムはEV用電池の主要原料であり、供給が増加する中で需要が追いついていないことが原因である。

取引価格は1年前に比べ37.6%下落し、2024年にはさらに赤字に陥る企業が増えている。

リチウムの精製コストは塩湖からの方が安価で、鉱石からの精製は赤字に繋がる状況だ。

2021年から2022年に急騰したリチウム市場は、投機的資金の流入や新規プロジェクトの立ち上げにより、供給過剰となった。

現在、需要の伸び悩みが相場にさらなる悪影響を及ぼしている。

(要約)
コメント(まとめ)
リチウムの価格が暴落したことに対する様々な意見が交わされています。

リチウムが安くなることで、日本企業が電池技術を試す可能性が高まる一方、粗悪な電池の増加やリサイクル問題、環境汚染の懸念も指摘されています。

また、EV(電気自動車)の普及については、リチウムの供給状況や市場の変動、政府の補助金制度などが影響し、期待される効果には疑問が呈されています。

さらに、他の技術(例:ナトリウムイオン電池)へのシフトや、リチウムの供給国での動向についての懸念もあります。

リチウム価格の低下は自動車業界にはポジティブな影響を与える可能性があると希望しつつ、過去の高騰による負の遺産が蓄積されていることへの不安も伺えます。

環境影響を考慮しつつ、リサイクル技術の進展や供給の安定化が求められています。

(まとめ)リチウム価格の暴落は日本企業にチャンスを与える一方で、EV普及には懸念が伴い、環境影響やリサイクル問題にも注意が必要であるといった意見が多く見られた。

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