研究費足りない「月に4万円」 科学者から悲鳴…ウイスキー空き瓶使い実験

テレビ朝日系(ANN) 7/8(火) 12:42 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/d90e910987bfdb211aa9086ce98d043b07181f6e

記事(要約)
日本の研究者は資金不足に直面しており、月に使える研究費はわずか4万円です。

静岡大学の木村教授は、ウイスキーの空き瓶を培地の容器として使用し、試薬も大切に管理しています。

科研費の採択率は30%と低く、競争が激化する中、物価高の影響も重なり、研究が滞っています。

日本の科学研究の質は低下し、特許の取得にも影響が出ており、海外依存が進行しています。

経団連は科研費の増加を提言し、国家の科学技術政策の見直しが求められています。

(要約)
コメント(まとめ)
日本における研究費の配分やその構造には多くの問題があることが、投稿されたコメントから浮かび上がっています。

1. **研究費の不均等配分**: 多くのコメントが、研究費が「選択と集中」の名のもとに、特定の有名大学や教授に集中していると指摘しています。

これによって、零細な研究室や新興研究者は資金獲得が難しい状況に置かれ、研究の幅が狭まっているとの意見が多数見受けられました。

2. **研究環境の悪化**: 研究に必要なリソースが不足しているため、多くの研究者が十分な成果を上げられず、将来的な研究の可能性にも懸念が示されています。

特に、安定した研究費の獲得ができないと、長期的な研究に取り組めないという指摘があります。

3. **国の優先順位の問題**: 社会福祉費が増加する一方で、教育や研究への投資が削減されているという懸念が多く、これが日本全体の技術力・研究力の低下につながっていると考えられています。

4. **競争的資金の問題**: 競争が激しい科研費や外部資金の獲得において、既存の成功実績が非公平に評価される現状に対しての不満が表明されています。

新人研究者が成果を上げにくい仕組みが批判されています。

5. **外国人研究者との比較**: 海外における研究環境が充実していることと、日本国内での研究環境の劣悪さが比較され、多くの優秀な人材が海外に流出する危険性が指摘されています。

これらの意見から、研究資金の適正な配分と充実した研究環境の整備を求める声が強く、「日本の未来を担う研究への投資が必要」という共通の認識が見えます。

今後、日本の研究環境が改善されるかどうかが議論の焦点となりそうです。

(まとめ)
メール