セブンもファミマも取り組む「無人コンビニ」はなぜ、普及しないのか 実際に行って分かった「限界」

ITmedia ビジネスオンライン 8/12(火) 5:55 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/0240fbcad0e0bd4c1f6e9ed6080865ccd4320f18

記事(要約)
無人コンビニが都内で増加しており、例えばJR東日本の「NewDays」はセルフレジを導入した無人店舗を展開中です。

しかし、現段階では陳列や清掃はスタッフが行うため完全な無人化には至っていません。

セブン‐イレブンも工場やオフィス向けのコンパクト店舗を開発中ですが、一般の店舗としての成功は難しいと見られています。

TOUCH TO GOはAIカメラを使った無人決済システムを導入していますが、精度には課題があります。

全体的に無人コンビニは人手不足の解消に役立つ可能性があるものの、実用化には様々な障壁があるため、大規模展開は難しいとされています。

(要約)
コメント(まとめ)
無人コンビニについての意見は多岐にわたりますが、主に以下のような課題が指摘されています。

1. **顧客の安心感の欠如**: 無人化により、客は自分で購入を確認する必要が生じ、「万引きではないか」という不安も生まれます。

有人レジでは店員の存在が安心感を提供しています。

2. **セキュリティの懸念**: 万引きや不正利用のリスクが高まるため、無人店舗は治安の観点から難しいという声があります。

特に外国人観光客の増加や日本人のモラル低下も影響していると指摘されています。

3. **経済的な問題**: 無人化によって人件費削減を目指す企業が多いですが、導入コストが高く、初期投資に見合った利益が得られにくいとの意見もあります。

4. **品揃えや利用者のニーズに合わない**: 無人店舗では品揃えや接客の質が有人店舗に比べて劣る可能性があるため、顧客の期待に応えることが難しくなります。

特に、高価格商品や新商品が求められる中で、限られた商品しか取り扱えない無人店舗には魅力が薄いという意見が多いです。

5. **操作の手間**: 無人レジやセルフレジでは、操作に手間がかかるという不満も見られます。

特に高齢者や技術に不慣れな人にとっては使用が難しいのが現状です。

6. **地域特性**: 都市部と地方では無人店舗の受け入れられ方が大きく異なり、立地によっては成功する可能性もある一方で、どこにでも適用できるわけではないという指摘があります。

総じて、多くの人が無人化の利点と懸念点を天秤にかけており、無人コンビニが主流になるにはまだ多くのハードルがあると考えられています。

技術的な問題や社会的要因、利用者の心理が絡み合い、すぐには解決しない複雑な課題があるようです。

(まとめ)

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