ポケモンカード転売問題を「やる気ゼロの対策」でやり過ごすマクドナルドの“冷徹な本音”《こうかがないみたいだ…》
ダイヤモンド・オンライン 8/17(日) 7:01 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d68fd2930d146581c6a79bf4bb842f02bee7c56d
記事(要約)
マクドナルドのハッピーセットを巡るポケモンカードの転売問題は、転売ヤーの殺到、大量の食品ロス、SNSでの批判を引き起こしましたが、マクドナルドはほぼ無傷の状態です。
発売当日に店頭に訪れた多くの人々が転売目的で殺到し、ハッピーセットは「ひとり5つまで」とされていたにもかかわらず、モバイルオーダーでの大量購入が問題視されました。
企業は対策として個数制限を設けると発表しましたが、過去の問題が繰り返されているため、その実効性には疑問符がつきます。
実際、この騒動によりマクドナルドはブランドの損傷は少なく、むしろ利用者を惹きつける広告効果を得ている可能性が高いと分析されています。
また、マクドナルドのターゲット顧客層と不満を持つ層との間にミスマッチがあり、多くの消費者の不満はブランドのコア層には該当しないため、企業にとってのダメージは軽微であるとも言われています。
この事情を考えると、マクドナルドが本気で転売対策を行う意図は薄いのかもしれません。
(要約)
コメント(まとめ)
最近のマクドナルドのハッピーセットに関連した一連の出来事には、さまざまな意見が寄せられています。
特にポケモンカードが付属することで、多くの消費者がマクドナルドを利用する一方で、転売問題や食品廃棄の事例が浮き彫りになり、その対応に批判が集まっています。
批判の中で目立つのは、転売目的で商品を買い占める行為や、それに伴う食品ロスの問題です。
多くのコメントでは、ポケモンのイベントによって来店する客層が増え、一時的に店舗が混雑する一方で、普段のファンや近隣住民が迷惑を被るという意見もあります。
顧客の減少を懸念する声や、店舗での混乱によって固定客が減少する可能性についても言及されています。
また、マクドナルド側の対応に対しても疑問が呈さされています。
「利益優先」の姿勢や根本的な対策がないことで、企業イメージが損なわれるとの意見が多いです。
この背景には、消費者側からの不満がある一方で、企業の利益を優先しすぎるクリティカルな姿勢に対するやりきれなさが反映されています。
一方で、特にハッピーセットのような低価格の商品がファミリー層をターゲットにしているため、利幅の薄さや流行に乗ったユーザーの利用をどのように維持するかも企業としての課題となっています。
企業内の論調としては、数回の類似の問題があったにもかかわらず、根本的な解決策を示さなかったことが批判されている状況です。
そのため、今回の騒動は、消費者と企業の距離感、さらには企業が社会的責任をどう考え、どのように行動するかという問題を再考させるきっかけともなっています。
(まとめ)マクドナルドのハッピーセットに付属するポケモンカードには転売目的での買い占めや食品廃棄の問題が浮上し、企業の利益優先の姿勢が批判を受けている。
消費者の不満が企業イメージを損なう可能性や、固定客の離れが懸念され、社会的責任の重要性が問われている。