田崎史郎氏、選挙３連敗・石破総理の支持率アップの珍現象「かわいそう…同情論が出始めた」

政治評論家の田崎史郎氏は、TBS系「ひるおび！」で石破茂総理の内閣支持率が上昇していることについて、同情論の高まりが背景にあると分析した。

石破総理は選挙で3連敗しているが、支持率が朝日新聞の世論調査で47％から54％に上昇し、「辞める必要はない」との意見が増加している。

田崎氏は、この現象は総理への同情が強まり、報道の影響もあると述べた。

一方で、選挙での結果が支持率に直結することを考えると、この現象は珍しいとも指摘した。

（要約）

この議論は、石破総理の支持に関するさまざまな意見を集約されたものであり、全体的な傾向として以下の点が挙げられます。

1. **支持基盤の疑問**：多くの意見は、石破氏の支持率が高まっている理由について疑問を呈しています。

特に、支持者が高齢者であり、電話調査の結果が固定電話を持つ高齢者に偏っている可能性を指摘する声が多いです。

これにより、真正な国民の意見を反映していないのではないかという懸念が挙がっています。

2. **結果責任の明確化**：選挙での敗北に対する責任を石破氏が取るべきだという意見が多く見られます。

識者や評論家の中には、石破氏が総理として居続けることに対して疑問を持ち、辞任すべきとの意見が強いです。

3. **野党への信頼の欠如**：石破氏の辞任を求める一方で、野党に対する信頼が欠如しているという意見も多く、結果的に消去法的に石破政権を支持する人が増えているという見方もあります。

4. **内部の紛争に対する不満**：自民党内部での派閥争いや権力争いに対して、国民の多くがうんざりしており、もっと問題解決に集中するべきだとの意見が広がっていることが背景にあります。

5. **同情論への懐疑**：石破氏を支持する理由として「同情」が語られていますが、そのこと自体に対する懐疑的な見方が多いことが示されています。

彼の政治的な能力やビジョンに対する評価よりも、むしろ情けとしての支持が目立つことが懸念されています。

（まとめ）全体的に、石破総理への支持は、消去法的理由や同情論に基づくものであり、本質的な支持基盤の不安定さが浮き彫りになっている。

また、自民党内部の権力争いに対する国民の不満が高まる中で、野党への信頼不足も相まって、このような政治状況が続いていることが示唆される。