日経平均株価 午前終値4万3652円 一時150円以上の値上がりで連日の最高値更新 市場関係者「楽観視できるような状況ではない」
TBS NEWS DIG Powered by JNN 8/19(火) 9:05 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1317854f266faf887e3e20165a966f72eb73c21
記事(要約)
今日の日経平均株価は一時150円以上上昇し、連日最高値を更新しましたが、市場関係者は楽観的な状況ではないと指摘しています。
取引開始直後には前日の最高値を超えましたが、その後は上げ幅を縮小し、午前の取引は61円安の4万3652円で終えました。
円安やアメリカの利下げ予想が買い注文を後押ししましたが、確たる材料がない中での過熱感も意識され始めています。
(要約)
コメント(まとめ)
近年の日本の株価は、最高値更新が続いているが、それに対する見方は慎重でありさまざまな意見が寄せられている。
一部のコメントでは、アメリカと日本の経済状況の違いを指摘し、アメリカが過去30年で様々な危機を乗り越え成長を遂げた一方、日本がバブル崩壊以降長い間低迷していたことを挙げ、急回復が期待されるものの経済政策次第であると述べている。
さらに、日銀のETF購入によって株価が artificially に押し上げられているとする声もあり、実際の日経平均がどのような基盤で成り立っているのか疑念を呈する意見もある。
株価上昇の一方で、実質賃金は増えない中での株価だけの上昇は、富裕層と一般層の格差を広げる結果につながると警告するコメントも見られ、特に、金融緩和や減税政策の効果がトリクルダウンを起こさないことを示唆する意見も存在する。
投資のスタイルやリスクについても様々な見解が寄せられ、長期的なインデックス投資が有効であるとの意見もあれば、価格が高騰することへの懸念や、実体経済との乖離を問題視する声もある。
特に、個人投資家が主導する市場ではなく、機関投資家の動向が影響を与えているとの指摘も多い。
将来的な見通しに関しては、現在の株価上昇が持続可能であるかどうか疑問視する意見が多く、過去のバブル経済の記憶を引き合いに出し、慎重な姿勢を崩さない投資家も少なくない。
一方で、海外からの資金流入や、日本企業が自社株買いや配当の増加に取り組んでいることを評価する意見もある。
(まとめ)全体として、日本の株価上昇は企業の業績改善や海外投資家の注目を集める一方で、実体経済や一般市民の生活水準の向上とは乖離しているとの懸念が広がっている。
投資戦略や市場の透明性に対する意見も多様で、投資家は慎重な姿勢で市場動向を見守る必要があるとの意見が強い。