20代の67%が「移動時間は無駄」 旅の意識に現れる〝目的・成長至上主義〟 限りあるリソースの使い方
withnews 8/23(土) 7:00 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/78374152af65153b928088d05b3c4ea077e8cca9
記事(要約)
若い世代は移動時間を「無駄」と感じる割合が高く、20代では67%、30代では56%に達していますが、中高年になるほどその割合は減少し、60代で44.6%、70代で31.2%です。
移動時間を生産的な活動に使いたいと考える若者も多く、20代は約69%がそう考えています。
この背景には経済的要因があり、限られたリソースを考慮して行動する傾向が見られます。
また、若者は海外旅行に行きたいと思いながらも、金銭的・社会的制約から困難を感じており、日本国内での活動に目を向けるようになっています。
特に地方移住を選ぶ若者も増え、自分のやりたいことが国内でもできることに気づく傾向があります。
ただし、内向き傾向として、心理的な理由からリスクを取らなくなっている一面も指摘されています。
(要約)
コメント(まとめ)
多くのコメントが移動時間の意味や価値に対する考え方を示しています。
一般的に、移動時間は単なる「無駄」と感じる人も多いですが、実際にはそれを楽しむことで多くの発見や感性の豊かさを得ることができるという意見が多数見受けられます。
1. **移動の楽しさと価値**: 移動時間を楽しむことができるとし、風景や人との出会い、心のリフレッシュなどが価値のある体験になるという考えが広がっています。
また、一部の人々は移動手段としての特定の交通機関(車、バイク、フェリーなど)を特別な体験とし、選ぶ楽しみを述べています。
2. **世代間の違い**: 若者が「移動時間は無駄」と感じる理由や背景には、効率やタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する現代の価値観、特にデジタルネイティブとしての意識が影響しているという指摘が多いです。
その一方で、長年旅行をしてきた世代からの意見では、その「無駄な時間」にこそ価値があるという視点も強調されています。
3. **心の余裕と自己成長**: 無駄な時間を持つことで、何もせずにリフレッシュしたり、新しいアイデアを生み出したりするチャンスがあるのではないかと多くの人が考えています。
自己成長とは、効率性や時間の使い方だけに限らないことに言及する意見もありました。
4. **技術の影響**: スマホやタブレットの普及により、移動中も学習や仕事ができる環境が整っているため、「無駄」と感じる時間が少なくなった一方で、その時間をただ消費しているだけで本当に価値のある体験を逃しているのではないかという懸念も示されています。
5. **旅の醍醐味としての移動**: 旅行自体の楽しみは目的地だけでなく、その過程にあるという観点から、移動時間をどう捉え、どのように楽しむかが旅の質を高める要素であると考えられています。
(まとめ)総じて、移動時間の意義や楽しみ方には個人の価値観や経験に基づく多様な視点があり、特に効率重視の現代において「無駄」を楽しむ余裕を持つことが重要であるという認識が広まっています。