蜜月にあらず 中ロの共闘はいずれ限界? 中国経済力がロシアの地政学的優位を脅かす可能性

まいどなニュース 9/2(火) 19:30 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a6be8cdb08d1ae2d63e9dc32d1ceb40d42d13ab

記事(要約)
2025年9月3日に北京で開催される抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典では、中国の習近平国家主席が主導する軍事パレードにロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記が出席する。

このイベントは中ロの戦略的パートナーシップを象徴するが、両国の関係は複雑で、米国に対抗する側面と中央アジアにおける地政学的競争が影を落としている。

中ロは最近の米国の影響力拡大に対抗するため協力を強化しているが、特に中央アジアでの経済的競争はロシアにとって脅威となっている。

このように、表面上の結束とは裏腹に、両国間には利害の対立が存在することが示唆されている。

国際社会はこれらの動向を注視し、適切に対処する必要がある。

(要約)
コメント(まとめ)
中露関係に関する議論の中で、様々な見解が示されています。

主なポイントは以下の通りです。

1. 中露関係の複雑さ:両国は表向き友好関係を築いているものの、実際は互いの利害が対立している可能性が高いことが指摘されています。

特に、ロシアがウクライナとの戦争で敗北した場合、中国がその影響を利用して極東地域を狙うのではないかとの懸念があります。

2. 経済的依存:ロシアは西側からの経済制裁を受けており、中国の支援なしには成り立たない現状が強調されています。

一方で、中国もロシアを利用しているという意見があり、一時的な利害の一致に過ぎないとする意見が多いです。

3. 地政学的な視点:両国の地理的状況や文化的背景が、直接的な戦争を避ける要因として指摘されています。

しかし、ロシアの軍事力の弱体化が中国の侵略的行動を促す可能性も挙げられています。

4. 歴史的背景:過去における中露関係の変遷が言及され、共産主義時代の同盟関係が現在の複雑な関係に影響を与えているとの見解もあります。

5. 将来の予測:両国の協力が続く限りは利害関係が一致し続けるものの、いつか衝突が避けられないだろうとの意見もあり、特にインドとの関係性を考慮すると、中国・ロシア両国の対立は深まる可能性があると見られています。

(まとめ)中露関係は表面上の友好に反して、相手を警戒し合う複雑な構造を持つことが明らかです。

経済的依存や地政学的要因が交錯しつつ、未来には互いの利害が対立する瞬間が待ち受けるかもしれない、という見方が強いです。


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