袴田巖さんが再審無罪判決後の検事総長談話めぐり国を提訴 「無罪を言い渡された者を犯人呼ばわりすることは名誉毀損にあたる」 慰謝料など710万円の支払いとホームページ上での謝罪広告の掲載求める
テレビ静岡NEWS 9/11(木) 13:04 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/de81641250b7ebfbed543ed3c8be2e868123f2c8
記事(要約)
袴田巖さんが2024年9月に無罪判決を受けた後、畝本直美検事総長が「到底承服できない」とする談話を発表し、袴田さんはそれを受けて国を提訴しました。
袴田さんは1966年に発生した強盗殺人放火事件で一度死刑が確定しましたが、再審を経て無罪が言い渡されました。
検事総長は判決に対して不満を持ちつつ控訴を断念しましたが、袴田さんはその談話が名誉毀損にあたるとして710万円の慰謝料と謝罪広告を求めています。
袴田さんの姉はこの件に関し、今後のために弁護士に頑張ってもらいたいと述べています。
(要約)
コメント(まとめ)
このディスカッションにおいては、袴田巌さんの冤罪事件や無罪判決に関連する様々な意見が述べられています。
主な論点は、検察や警察の責任について、冤罪被害者の権利、そして司法制度の透明性に関するものです。
まず、袴田さんの無罪を受けて、「冤罪ではなく証拠不十分で無罪」とする主張も見られ、捜査機関による証拠捏造や不適切な取り調べに対する疑念が表明されています。
また、検事総長の発言については、多くの人が不快感を示しており、「無罪判決を軽視している」との声が強まっています。
さらに、多くのコメントが、冤罪事件が繰り返されないためには制度的な改革が必要だと訴えています。
具体的には、関係者の責任を明らかにすることや、公権力を行使する立場の人々に対して罰則を設けるべきだとの意見が複数寄せられています。
一方で、袴田さん自身やその家族への同情や、もうこれ以上の戦いを止めて幸せな余生を過ごしてほしいとの思いも表れています。
検察や警察の肩を持つ立場の人たちもいますが、全体としては「公正さを欠いた捜査や取り調べが引き起こした冤罪の問題」が強く意識されているようです。
(まとめ)袴田事件に関する議論は、冤罪の可能性、捜査の透明性・責任、司法制度への疑問が中心となり、検察や警察の更なる責任追及や、制度改善が強く求められている。