「最高気温40度以上」を示す言葉 新設に向け気象庁が検討開始 35度以上は「猛暑日」、40度以上は…? 民間では「酷暑日」の名称も
TBS NEWS DIG Powered by JNN 9/17(水) 16:15 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3bfb93f0ed95f7cdbefd56f9fccf6683713da3f
記事(要約)
今年の夏、日本では最高気温が40度以上の日が相次ぎ、気象庁が新しい名称を検討しています。
気象庁によると、40度以上を記録した地点数は過去最大で、30地点に達しました。
現在、35度以上を「猛暑日」、30度以上を「真夏日」としていますが、新たに40度以上の日を表す言葉を設けることを考えています。
一方、民間では「酷暑日」が使われています。
気象庁の野村長官は、適切な名称について検討する意向を示しました。
(要約)
コメント(まとめ)
この議論では、日本の暑さに対する新しい名称や警告システムの必要性が広く議論されています。
多くの人々が感じているのは、温暖化の影響で極端な暑さが日常化していることに対する危機感です。
特に、最高気温が40度を超える日を「酷暑日」という新たな呼び名で明確化することの重要性が指摘されています。
以下に主なポイントをまとめます。
1. **気温測定の実態**: 芝生や風通しの良い場所ではなく、アスファルトなどの都市部での実際の温度を反映すべきという意見が強いです。
例えば、気象庁の発表する気温は日陰で測定されており、実際には外で感じる温度とは大きく異なることが問題視されています。
2. **生活への影響**: 高温環境が労働や学校活動に与える影響が懸念されています。
特に部活動を行う学生や外で働く人たちの健康を守るため、外活動の制限が必要という声があります。
安全基準が形式的でなく、実効性のあるものにならなければならないとしています。
3. **新しい名称の提案**: 「酷暑日」の他にも「灼熱日」や「死暑日」など、より警告性の高い名称が提案されています。
これにより、暑さへの意識が変わる可能性が期待されています。
4. **政策への要請**: 具体的な対策を求める声が多く、エアコン使用の義務化や、企業の外での労働に対する規制強化の必要性が語られています。
また、人々が意識的に暑さ対策を行うよう促すための取り組みも重要視されています。
5. **温暖化の進行**: 日本における温暖化の進行は著しく、特に都市部では高温が頻発しており、これは今後も続くと予測されています。
そのため、単なる名称変更以上に、実際の気温管理や健康リスクの周知が必須とされています。
(まとめ)日本が直面する猛暑の現実を反映し、温度の名称変更や新たな警告システムの導入が提案されています。
名付けだけでなく、実効的な対策や規制が求められており、特に都市部における気温データの透明性と、労働・学校活動の安全確保が焦点となっています。