【万博レガシー】大屋根リングの保存 公募を断念し大阪市が公園整備へ 「数十億円規模」維持管理費は誰の負担?経済界の想定は
MBSニュース 9/18(木) 11:15 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f04af1b1b6256e85a3e708de957a847c33029108
記事(要約)
大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の保存に関する合意があり、大阪市が北東部分を公園として整備することになりました。
管理費用は数十億円を見込んでおり、市長は国の補助金や企業の寄付金を活用するとしています。
ただし、関西経済連合会の会長は、企業が多額の負担を負うのは難しいとの意見を示しています。
リングの引き渡しは2028年2月が予定されています。
(要約)
コメント(まとめ)
万博会場跡地の大屋根リングの保存についての議論は、賛否があり、多方面からの意見が飛び交っています。
賛成意見としては、イベントや公園としての利用が可能で、地域活性化につながることが期待されています。
特に、大屋根リングを残すことで万博の記憶を呼び起こし、訪れる人々の集客が見込まれるという意見があります。
また、他のイベントとの連携によって、収益を見込む工夫が必要だという声も上がっています。
一方、反対意見は多く、特に維持管理コストや建物の劣化を心配する声が目立ちます。
木造の特性上、長期間の保存が難しいことや、そもそも保存する必要性を問う意見もあります。
また、万博が終わった後の利用目的が不明確で、無駄な負担となるのではないかという懸念も示されています。
特に、大屋根リングを一部残してもその意義は薄く、元の姿での保存が求められていますが、維持費用が高騰するのではとの不安も根強いです。
さらに、公費負担の正当性や、住民の意向を反映させるべきという意見もあり、住民投票を提案する声もみられます。
保存の費用が税金に依存することへの違和感や、他のインフラ整備に予算を回すべきという意見も多く、行政の透明性が求められています。
全体として、万博跡地の今後については、経済面や地域振興、環境負担、住民意見の尊重など、様々な視点からの議論が必要であり、一方的な判断ではなく慎重な検討が求められています。
(まとめ)