コメが「5キロ2000円台」に戻ることはもうない…生産量が上がっても値段が下がらない事態を招いた農水省の過ち
プレジデントオンライン 9/19(金) 16:16 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a152ece5c6e6616beb4d0e16c7a71b1d323f3dc
記事(要約)
自民党農林部会で、農水省の幹部が「コメは足りている」との発言を謝罪した。
実際にはコメの高騰は生産量不足に起因しており、農水省は見通しを誤った。
この誤りは2023年の生産量が需要に追いつかなかったためである。
農水省は流通の問題と説明していたが、米価は下がらず、コメの生産量が不足していることが明らかになった。
2025年産米は生産量が確保される見通しだが、価格が下がるかは不透明で、農協が高い概算金を設定しているため、高値が続く可能性がある。
米価高騰の背景には、政府の政策判断ミスもあるとされている。
(要約)
コメント(まとめ)
米の価格上昇に関する議論は多岐にわたり、農業政策や生産コスト、流通システム、消費者の選択肢に関連するさまざまな視点から行われています。
1. **価格と生産コスト**: 多くの投稿者が、米の価格が高止まりしている原因として、農作業のコスト上昇や、農家の収入が適正でないことを挙げています。
肥料や燃料費の上昇、コスト負担の増加が農業経営に影響を与えており、安価な米の生産が難しくなっているという指摘があります。
2. **流通・備蓄システムの問題**: 流通のマージンが大きく、消費者が実際に支払う価格が不合理であるとの意見も多く見受けられました。
特に、JA(農業協同組合)による高値での買い取りが、価格上昇を助長しているという意見が多いです。
3. **需要と供給のバランス**: 一方で、米の需給バランスが崩れているとの意見もあります。
国内生産に対して消費が減少している中で、インバウンド需要や備蓄による需要がハッキリと見えない形で影響を及ぼしているという見解が存在します。
4. **消費者の選択肢の拡大**: 一部の意見では、消費者が国産米と輸入米を選べるようにするための政策が必要だとされています。
選択肢を増やすことで、負担を軽減しつつ農家の保護も図るべきだという考えです。
5. **持続可能な農業の重要性**: 農家の高齢化や農業への新規参入の促進も重要視されており、持続可能な農業を確保するための政策改革が必要との意見が多く見られました。
(まとめ)米価の高騰は、農業のコスト上昇や流通システムの非効率、需要と供給のバランスの崩れが影響していると指摘されている。
また、消費者に選択肢を与えつつ、農業を持続可能な形で支えるための政策が求められている。