「複数のパビリオンで給料未払いなど法令違反」 万博関連ユニオンが発表 一部労使争議も

産経新聞 9/29(月) 21:08 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/b4d64c69dbca4b2b61de8028f5bec42836959946

記事(要約)
大阪・関西万博で、関西万博関連ユニオンが記者会見を行い、少なくとも4つのパビリオンで労働法令違反の相談が寄せられていることを発表しました。

具体的には、ヨルダン館のアルバイトが研修日の給料未払いを指摘したところ、勤務日を減らされたケースや、サウジアラビア館のレストランで残業代が未払いの状態が続いていることが報告されています。

ユニオンは万博での労働環境を調査し、日本国際博覧会協会に労働法の遵守を求めるよう申し入れました。

南書記長は主催者としての責任ある対応を求めています。

(要約)
コメント(まとめ)
大阪万博に関連する労働環境や未払い問題について、多くのコメントが寄せられています。

以下に主な意見や傾向をまとめます。

1. **未払い問題の指摘**: ヨルダン館やサウジアラビア館をはじめとしたパビリオンで、アルバイトや労働者に対する給与未払いが発生しており、労働条件が悪化していることへの批判が目立ちます。

この状況は、イベントが国際的なものであるにも関わらず、労働者が不当な扱いを受けていると多くの人が感じています。

2. **ユニオンの役割**: 労働者の組織化(ユニオン結成)に対して期待が寄せられており、万博の短期アルバイトでさえ、労働者が集まって声を上げる姿勢が評価されています。

未払いを公に指摘することが労働環境の改善につながるとの意見もあります。

3. **責任の所在**: 万博協会がパビリオンに対して直接的な雇用責任を持っていないことが強調され、各業者が雇用契約を結んでいるため、協会に責任を求めることは難しいとの意見も見られます。

ただし、万博の運営に関連する問題には、協会も一定の責任を持つべきとの声も根強いです。

4. **日本のイメージ**: 未払い問題は日本の国際的な評価にも影響を及ぼす可能性があり、「先進国であるべき日本が後進的な問題を抱えている」という批判が多く見られました。

特に国際的なイベントでこのような問題が発生したことへの恥ずかしさが表現されています。

5. **先行きへの不安**: 終了後のトラブルや未払い問題が長引くことへの懸念も示されています。

万博後に労働者が抱える問題に対処する必要性が高いとの意見が多く、声を上げない者がさらに増えることへの懸念が示されています。

(まとめ)全体として、大阪万博における労働環境の問題に対する強い批判が寄せられています。

未払い問題は日本の国際的なイメージを損なうものであり、労働者がユニオンを形成し、声を上げることの重要性が強調されています。

また、責任の所在や運営体制への疑問、今後の課題についても多くの意見が交わされています。


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