グループホームに総量規制?“もうかる福祉”民間事業者の安易な参入増加で“サービスの質が低下” 不正事件を背景に議論が本格化

TBS CROSS DIG with Bloomberg 10/5(日) 11:31 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b8450bf77811726c06bb7f5c38b369c2e36baa4

記事(要約)
TBSの報告によると、社会保障審議会障害者部会では、グループホームに対する総量規制の導入が議論されています。

財務省は、障害者福祉サービスでは利用者負担が低く、供給が増えると費用が増加する構造を指摘しており、最近の民間事業者の参入によりサービスの質が低下しているとの懸念もあります。

具体的には、障害者グループホーム「恵」において食材費の過大徴収が発覚し、多くの入居者に影響が出た事例があります。

総量規制は、不適切な事業者の指定を防ぎ、サービスの質を保つための手段とされていますが、その必要性には疑問も残ります。

最終的には、質の高いサービスを提供するための包括的な対策が求められていると述べられています。

(要約)
コメント(まとめ)
このディスカッションは日本の社会福祉と障害者グループホームに関するさまざまな問題点を取り上げています。

主な論点は以下の通りです。

1. **利益の出方と運営の質**: 多くの意見が、社会福祉法人やグループホームは一部の経営者が高級車を持つなど、利益を追求する姿勢が問題視されています。

また、利益が出ることが必ずしもサービスの質向上に繋がらない観点も指摘されています。

2. **職員の待遇と管理**: 介護職員の低賃金や労働環境、職員不足がサービスの質低下に大きく影響していると考る意見が多く、職員の待遇改善が必要とされています。

その一方で、経営者の報酬の抑制や経営の透明性も求められています。

3. **利用者の生活と福祉の質**: 利用者のサービスの質が低下しがちであること、特に病院からの退院後に適切な支援が得られない場合が多いことが懸念されております。

過剰な規制や不正請求の問題も提起されています。

4. **制度の見直しと提案**: グループホーム運営における制度の見直しや、民間企業の関与についてさまざまな意見があり、特に国による再評価や監視体制の強化が必要であるという声が聞こえます。

また、新たな技術の導入や、営利目的の事業者に対する規制強化も提案されています。

5. **全体の福祉政策の方向性**: 国の福祉政策が短期的な成果やコストカットに偏重していることへの不満が聞かれます。

長期的には福祉制度がどのように運営されるべきか、国と民間の役割分担についても議論が必要とされています。

(まとめ)現状の障害者福祉やグループホームの運営において、利益追求の姿勢や職員の待遇問題が深刻であり、利用者の生活の質を向上させるためには制度改革と監視体制の強化が求められています。

また、高齢者や障害者への支援が適切に行われるための長期的な視点が必要です。


メール