自民 税調会長に小野寺前政調会長を起用へ

テレビ朝日系(ANN) 10/9(木) 19:38 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/e82da534d3b37a4ced7deffcfcb9b317101f963d

記事(要約)
自民党の税調会長人事で、高市総裁は「ラスボス」と称される財政規律派の宮沢会長を交代させ、小野寺五典前政調会長を起用する方針を固めました。

宮沢氏は約8年間その地位にあり、財政規律を重視する姿勢が知られています。

後任の小野寺氏も同じ旧岸田派ですが、彼の消費減税に対する否定的な考えから、高市総裁が掲げる「責任ある積極財政」とは距離があると見られています。

今後、来年度の税制改正に向けた議論が進む中で、高市総裁と税調との方向性の一致が課題となるでしょう。

(要約)
コメント(まとめ)
小野寺前政調会長の税制調査会長への起用については、賛否が分かれています。

彼の温厚なイメージや旧岸田派という背景から、緊縮財政派との見方が強い一方で、高市内閣が求める責任ある積極財政との整合性が懸念されています。

税制の専門家ではない点や、過去に減税反対の発言をしていたことから、不安視する声もあります。

さらに、小野寺氏がバランスを重視した政治スタンスであることから、高市総裁の意向をどのように反映させるかが注目されています。

一方で、小野寺氏の経験や調整力が税調会長としての適任性を高めているとの評価もあり、高市総裁が掲げる政策の実行に貢献するのではという期待も寄せられています。

彼が防衛大臣としての実績を持つことからも、経済政策においても国民の期待に応えるような政策を実行できるのではという期待もあります。

とはいえ、現実的には財務省との関係や政治的な圧力も考慮しなければならず、今後の政策形成がどのように展開されるかが焦点となりそうです。

(まとめ)織り込まれるバランス感覚とこれまでの緊縮財政的な立場、そして高市総裁の積極財政とのすり合わせが鍵となり、今後の税制政策や予算案の方向性に対する期待と懸念が入り混じる状況が続いています。



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