残念ながら「コメ5キロ2000円」には戻らない…農家が利益を出しつつ消費者がギリ我慢できる"本当の適正価格"
プレジデントオンライン 10/17(金) 18:16 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/db959a607b27c58c884dc048f091d0865d292978
記事(要約)
コメの適正価格について、三菱総合研究所の稲垣公雄フェローは、農家の利益や所得を考慮すると、現在の5キロ2000円程度の価格では難しいと述べています。
価格を試算した結果、1万2000円/60kgでは利益が少なく、多くの農家が時給換算で最低賃金を下回っていることがわかりました。
特に、3〜10haの農家は厳しい状況にあり、1万5000円以上の価格が農業の持続には必要とされています。
コメ農家の収益保護政策の見直しが求められる中で、安定した価格設定が必要とされています。
(要約)
コメント(まとめ)
この記事に対するコメントは、米の価格や消費動向に関する様々な意見を反映しています。
1. **価格の決定要因**: 多くのコメントは、米の価格が市場の供給と需要によって決まるべきだと述べています。
高価格が続けば消費者は米から離れてしまうという懸念も広がっています。
2. **適正価格**: 行きつくところは、消費者が納得できる価格、特に3000円から4000円を支持する声が多いです。
この範囲が消費者にとって受容可能かつ、農家が生計を立てるのに十分な価格と見なされています。
3. **農家の困難**: 農業経営が厳しいという意見や、減反や補助金政策についての批判がなされており、多くの農家が赤字経営を強いられていることが強調されています。
また、生産性の低さや経営効率の悪さについても言及されています。
4. **食習慣の変化**: 消費者が代替品(小麦製品)に流れる傾向が見え、伝統的な食文化の変化が心配されています。
国産米の高騰に伴い、米の消費が減少する可能性が指摘されています。
5. **政策提案**: 一部のコメントでは、政府の農業政策の見直しや、米の外部市場との連携を求める声があり、農業の収入を安定させるための新しいアプローチが必要だとされています。
全体として、米の価格の高騰は農業経営、消費者行動、そして国の農業政策に大きな影響を与えています。
これに対する反応は批判的でありながら、農業への理解や今後の方向性を模索する意見も見られます。
(まとめ)