パックン「国民がそんなにこだわっているか？」維新の議員定数削減に疑問　突如の要求は「与党が飲むという計算かな」

タレントのパックンことパトリック・ハーランが、17日にBS-TBSの「報道1930」に出演し、自民党と日本維新の会の連立政権に関する政策協議について語った。

維新の吉村代表が国会議員の定数削減を連立の絶対条件として突然提案したことについて、パックンは、維新ならではの提案だと評価。

地域の成功体験を背景に、妥協を図る狙いだとの見解を示した。

しかし、国民がこの問題にそれほど関心を持っているか疑問だとし、他国と比較しても議員数が多くないと指摘した。

（要約）

議員定数削減に関する議論は、国民からの反応が多様であり、主に以下のような意見が見受けられます。

1. **必要性を強調する意見**: 議員定数を削減することは、無駄な歳費や経費を削減するための重要な一歩であると考えられています。

これまでの政治家が自らの身を切る姿勢を示すことが求められており、特に高齢者の社会保障負担が増加する中で、政治家自身が負担を肩代わりしなければならないという意見も見られます。

2. **地元代表の観点**: 一方で、議員数が減ることで地方の声が反映されにくくなる懸念もあり、選挙区の代表性が損なわれるのではという意見も多く寄せられています。

地域代表と職域代表を組み合わせて小選挙区と大選挙区に分けるべきだという提案もあります。

3. **議員の質と責任**: 議員数の削減によって、働かない議員や無駄な経費をかけている議員が排除され、議員の質が向上するという見方もあります。

定数削減は単なる人数の問題ではなく、政治家が責任を持って国民のために働くよう強制する一環と捉えられています。

4. **政治システムの改革**: 定数削減の議論は政治システム全体改革の一環と位置づけられ、選挙制度の見直しや議員への経費報告義務を課すことが必要とされています。

特に「一票の格差」の問題に絡めた意見も見受けられ、より公平な選挙システムを求める声があります。

5. **優先順位の見直し**: 議員定数削減が優先事項ではないという意見も存在する一方で、現状を維持することが長期的にみて有害であるとの考えも根強いです。

改革の必要性を認識しつつも、他に多くの緊急課題がある中で、この問題の立ち位置に疑問を持つ人もいます。

全体として、議員定数削減に対する意見は「必要だが優先度は低い」という傾向が見て取れます。

政治家が身を切る改革が求められ、それが他の改革への基盤になるとの意見が多い一方、議員数の減少が地域の声を反映しにくくする懸念も存在しています。

議員削減への賛成は踏み込んだ改革と捉えられていますが、同時にその意義や方法について様々な視点からの意見が交わされています。

（まとめ）