大阪自民、「副首都」賛同も都構想「必要ない」松川るい氏、対維新は「高市首相実現」で

自民党大阪府連の松川るい会長代行が18日、大阪市で記者会見を行い、日本維新の会が求める「副首都構想」と「大阪都構想」は異なるものであると明言しました。

松川氏は副首都構想の必要性には賛同しつつ、大阪都構想の必要性とは別であると警告しました。

また、維新との連立に関しては両党の認識の共有を認めつつも、特有の事情を踏まえて慎重な対応が必要と述べました。

（要約）

この議論は、大阪自民と維新の間での複雑な関係、特に副首都構想と大阪都構想についての意見が交わされています。

参加者たちは以下のような主なポイントを挙げています。

1. **大阪自民の立場と厳しい状況**: 大阪自民が維新と連立を組むことに対する懸念が示され、自民党内での支持の薄さが指摘されています。

特に、過去の選挙戦での敗北が影響しており、維新との対立ではなく協力の必要性が認識されつつあります。

一方で、維新との連携が自民にとって致命的になる可能性も語られています。

2. **松川議員への批判**: 松川議員がフランス視察旅行に関して無駄遣いを非難されており、彼女の信頼性に疑問が投げかけられています。

彼女の行動が大阪府民の信頼を失わせ、維新の優位性を強調する結果となったという指摘が多いです。

3. **副首都構想と大阪都構想の意義**: 議論は副首都と都構想の違い、及びそれらが必要かどうかに集中しています。

大阪がふさわしいかという意見は分かれており、特に地震リスクを考慮したときに他の地域も候補に挙げられています。

また、大阪自民が過去に住民投票で否決された都構想を引き合いに出し、同じ問題を繰り返さないようにとの呼びかけも見られます。

4. **二重行政の問題**: 二重行政の解消が議論され、既得権益を守る意識が大阪自民の障害になっていると訴えられています。

大阪の行政改革の必要性が強調され、財政の健全化が求められています。

5. **政策実現への不安**: 高市新総裁の政策実現が一部の参加者によって懸念されており、自民党内の政策実行力の低下や、維新との対立がどのように影響するかについての意見が交わされています。

全体的に、議論は大阪の政治的状況と自民党の未来、維新との関係構築に関して深い懸念を持ちながらも、乗り越えるべき課題を具体的に指摘しています。

多くの意見が出ていますが、全体としては大阪自民がこれまでの失敗から学び、今後の戦略を見直さなければならないとの合意が形成されつつあるようです。

（まとめ）