右派ポピュリズムの“ガス抜き”トークに踊らされる人たちの残念な末路…東大准教授・斎藤幸平氏が語るひろゆき的「自己責任論」が世論にウケるワケとは

みんかぶマガジン 10/19(日) 12:10 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd87c9aa609860798a535fed242a0ec1ff9b612

記事(要約)
現代の資本主義は、利益追求を最優先する構造的な欠陥を抱えており、多くの人々が「意味のない仕事」に疲弊し、不安の中で生活しています。

物価高や格差が広がる中で、社会の不満が資本主義ではなく特定のスケープゴートに向けられる傾向があります。

この現象は右派ポピュリズムの一環で、問題の本質を隠してしまいます。

特に日本では、左派ポピュリズムが弱く、政府が資本主義の欠陥に取り組む姿勢が不足しているため、右派的な過激主義が台頭しています。

根本的に必要なのは、資本主義の問題に直面し、社会の変革を模索する勢力です。

しかし、現在の日本社会には「自己責任論」が強まり、個人の適応が優先される思考が蔓延しています。

(要約)
コメント(まとめ)
このスレッドでは、ポピュリズム、右派と左派の問題、そして資本主義の機能不全について、多様な意見が交わされています。

主要なテーマは、現代社会における政治的傾向や制度への不信感、資本主義の限界、そしてそれに伴う社会的格差の拡大です。

参与者たちは、国際競争が強まる中でのナショナリズムや自己本位主義の台頭に懸念を示し、これが格差の拡大や社会の不安定化につながっていると指摘しています。

また、左派と右派の対立が深まる中で、両者のポピュリズムの根底にある問題は、基本的には「個人の責任」と「構造的な問題の軽視」にあると論じられています。

自己責任論が蔓延している背景には、社会の構造そのものが個々の努力に依存しているとする風潮があり、これは大きな経済的格差を生む要因ともなっています。

人々が議論される問題の本質を見失いがちで、特に中下層の人々が「外国人」や「新自由主義」に対する感情的な反発を示すケースが目立っています。

このような反発は、実際の問題の解決にはつながらず、むしろ混乱を招く結果に終わっているとも言われています。

また、資本主義の悪弊が語られる中で、右派ポピュリズムが「自己責任」の名の下で個人の努力だけに委ねる考え方を強調する一方、左派は理想論に終始して現実的な解決を提示できていないという批判があります。

その上で、右派と左派が抱える問題点はそれぞれ異なるが、最終的にはどちらも現実経済と乖離しているという共通の課題を抱えていると認識されています。

このような状況の中で、適切な社会制度や政策が求められており、ただ個人の自由や権利を強調するだけでは不十分であるという意見が多く寄せられています。

(まとめ)相対的な経済的安定を求める現代社会において、ポピュリズムの広がりとその背景にある資本主義の機能不全、そして左右の政治的立場がもたらす矛盾が議論されています。

ポピュリズムは不満の表れであり、根底には社会構造の変化への対応が必要だとされている。



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