吉村知事　オーバーツーリズム「免税措置やめたらいい」「もっと負担してもらうべき」岸谷蘭丸氏「二重価格なんでやらないのか分からない」ＴＶで討論

大阪府知事の吉村洋文氏がフジテレビの番組でオーバーツーリズムについて討論し、外国人観光客に対する税負担の必要性を強調しました。

入国税や出国税を引き上げ、免税制度の見直しを提案。

外国人が消費税を免除されている現状に対しても問題意識を示し、適切な税収を確保しながらオーバーツーリズム対策を進めるべきだと主張しました。

また、海外の観光地での二重価格の導入についても言及し、日本でも同様の措置を取ることが可能だと指摘しました。

（要約）

この意見交換では、訪日外国人に対する税負担の増加、消費税免税の廃止、または二重価格制度の導入などについて多様な視点から議論が展開されています。

以下に主要なポイントをまとめます。

1. **消費税と免税制度**: - 外国人観光客に対して消費税の免税制度が不適当であるとする意見が多い。

特に、外国人が物価の安さを目的に日本に訪れ、免税によってさらに経済的な優遇を受けていることが問題視されています。

- 免税制度の廃止や入国税の導入・引き上げが求められており、その税収をオーバーツーリズム対策や地元住民への還元に使うべきとの声があります。

2. **オーバーツーリズムの影響**: - 観光地の混雑、地域住民の生活への影響、物価高騰がオーバーツーリズムの弊害として挙げられており、外国人観光客への金銭的負担を求める意見が目立ちます。

- 特に、観光業界が潤う一方で、地域住民がその負担を強いられている現状を改善すべきだという主張が多く見られます。

3. **税制の見直し**: - 二重価格制度の導入について賛成意見が多数。

地域住民にとって公平性を保つため、外国人と国内居住者で料金差をつけるべきだとする意見が支持されています。

- また、観光地や施設の利用料金を外国人向けに引き上げることで、観光地の維持管理に必要な資金を確保するべきとの意見もあります。

4. **賛成・反対の立場**: - 反対意見としては、外国人観光客への負担を増やすことが観光需要の減少につながるのではないかという懸念も表明されています。

しかし、多くの意見は、経済的な投資として見込める税収の増加を期待しているものです。

（まとめ）訪日外国人に対する税負担や免税制度を見直すことで、オーバーツーリズムの影響を緩和し、地域住民の生活に配慮すべきとの強い意見が多く聞かれます。

税制の変更が観光需要に与える影響には相反する意見がありますが、地域資源の保護と住民の利益を守るための財源確保が求められています。