【独自調査】「安くしないと流通しない」 コメ生産者172人に聞いた“ナマの声” 半数近くが収穫量「増える」 価格高止まりのワケは…
日テレNEWS NNN 11/8(土) 17:30 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/98b3c635b993b39ad7793bd8adc117b95fe9a618
記事(要約)
「令和の米騒動」と呼ばれるコメの高騰が続く中、新米の出回りが始まり、農林水産省は約63万トンの増産見込みを発表。
生産者からの声を集めた調査によると、収穫量は昨年より増加する見込みが半数近くに及び、品質も昨年並みと評価されている。
しかし、コメの価格は高止まりしており、特に直販市場では4000円台が主流と、高値で取引されている。
この価格の背景には、消費者の新米への需要が高く、集荷競争が激化していることが影響していると分析されている。
今後は供給過剰が予測され、価格が下がる可能性もあるが、流通業者が利益を保持しようとするため、大きな値下げは難しいとの見方も示されている。
コメの需給バランスと適正価格の問題は、今後も重要な課題となる。
(要約)
コメント(まとめ)
この議論は、日本国内の米の価格と需給バランス、農水省の政策、そして消費者の反応に焦点を当てています。
主な話題は以下の通りです。
1. **備蓄米と在庫の状況**: 農水省が主張するほど在庫は少なくなく、実際には業者が価格を維持するために在庫を抱えているとの指摘があります。
2. **米離れと消費動向**: 米の消費が減少していることや、安価な輸入米が流通しにくくなったため、高い国内産米を仕方なく購入している状況があります。
このことが、消費者からの不満や米離れを引き起こしています。
3. **政府や農水省への不満**: 農水省の政策、特に価格高維持のための手法や情報発信の失敗に対する批判が多く見られます。
政府が農業とその生産者だけを優遇しているとの声もあり、農協の役割にも疑問が呈されています。
4. **価格の暴騰と庶民の負担**: 米の価格が急激に上がり、庶民が手に入れにくい状態にあることについての非難が集中しています。
高価格の米に対する不満から、他の主食にシフトする流れも見受けられます。
5. **生産者と消費者のギャップ**: 高価格の維持が生産者に利益をもたらす一方で、消費者はそれに苦しむことが強調されています。
このギャップが今後の農業の持続可能性に影響を与えかねないとの懸念があります。
(まとめ)米の価格や需給バランスに関する論争は、農水省や農協などの政策への不信感が裏付けられ、消費者の負担が増加していることが強調されています。
米離れが進む一方で、高価格の維持が生産者の利益を守る一因となっており、そのバランスが問われています。