青山繁晴「日本は隠れた資源大国」「レアアースは中国産より純度20倍」…あまりに飛躍しすぎ!疑問の声「国際社会の方向性とかみ合わない主張」

みんかぶマガジン 12/4(木) 9:10 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/f89ccabd777e54e9f2eca75c4c4f47db2a350af9

記事(要約)
青山繁晴参院議員は、近畿大学での講演で南鳥島近海のレアアース泥の高純度を紹介し、日本が「隠れた資源大国」であると強調した。

しかし、レアアースの価値は濃度だけでなく、成分や採掘技術などにも影響されるため、単に濃度が高いからといって資源大国とされるのは誤解を招くとの指摘がある。

また、日本のレアアース供給は、過去に比べて多様化しつつあり、国際協力の重要性が増している。

現在、G7などの国際的な枠組みでは、供給の多様化や環境への配慮が重視され、多国間協調が求められている。

青山氏の主張は、国際社会の動向と合致していない可能性がある。

日本は資源の可能性を追求しつつ、現実的な制約や国際的な協力を考慮すべきである。

(要約)
コメント(まとめ)
今回の議論は、日本の海底に存在するレアアースの採掘に関するものであり、その必要性・技術的な現実・環境問題・外交リスクなど多岐にわたる視点が示されています。

1. **依存と多様化の必要性**: 多くの意見が、特に中国やロシアなどの独裁国家からの資源依存を避ける必要性を強調しています。

特に、EUや日本は中国からのレアアース依存を減らすための技術協力を進めるべきとの声が上がっています。

2. **技術的課題**: 海底5,000メートルからの採掘技術や採算性については多くの議論があり、現時点では実用化が難しいとされている意見が多数です。

しかし、将来的には技術革新が期待されるとの見解もあります。

3. **リサイクルと代替技術**: レアアースのリサイクルや不使用の技術開発についても関心が高く、再使用の仕組みや代替材料の開発が重要であるとの意見が多いです。

4. **外交的視点**: また、採掘が進むことによる国際関係への影響も懸念されています。

特に、中国との関係悪化を背景に、採掘活動が新たな緊張を生む可能性があるとの警告もあります。

5. **期待と現実のギャップ**: 多くの参加者が、政府の発表や夢を追うことに対する懸念を示しており、環境問題や採算の問題が解決されない限り「資源国家」となるのは難しいとの意見が中心です。

(まとめ)議論を通じて、日本のレアアース採掘には依存からの脱却が求められている一方で、技術的・環境的な課題も多く、外交的リスクも存在することが指摘されています。

進行中の技術開発やリサイクル、代替技術の推進が重要視される中、期待感と現実の間には大きなギャップがあることが明らかになりました。



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