田﨑史郎氏が嘆き節「説明できる人がいない」議員定数削減“なぜ1割?”問題「だれも分からず」

日刊スポーツ 12/6(土) 16:01 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/bdc248d06ccd3c27cf8775c4d97438203f9b6fb8

記事(要約)
政治ジャーナリストの田﨑史郎氏は、自民党が日本維新の会と共同で衆院に提出した議員定数削減法案について、その削減目標が現行の465議席から1割の45議席以上に設定されている理由を誰も理解できていないと指摘しました。

法案は与野党協議会での検討を通じて行われる予定ですが、1年内に結論が出なければ自動的に小選挙区25議席、比例代表20議席が削減されるとのことで、与党内でも反発が強まっています。

現在は他の法案が優先して審議されており、定数削減法案の通過は困難と見られています。

田﨑氏は、「問答無用削減」の提案が議会での協議を無視しているのではないかという懸念も示しました。

(要約)
コメント(まとめ)
議員定数削減に関する議論は、国会での討論を通じて多くの意見が交わされています。

特に「1割削減」という具体的な数値設定に対して、その根拠を示すことが求められている一方で、現在の議員数が本当に適正なのかも疑問視されています。

1. **削減の根拠と意義への疑問**: 削減案は政治的な思惑や連立政権の維持から出てきたものであり、根拠が乏しいとする意見が多い。

このような背景から、単に議員数を減らすだけでは国民の関心が集まることは難しいとされています。

2. **民意の反映と議論の必要性**: 議員定数を減少させることが果たして民意を正しく反映できるのかという疑問が提起されています。

特に少人数の政党が影響を受けやすいため、投票の正当性に影響を与える可能性も指摘されています。

3. **政治と金の問題**: 多くのコメントからは、政治の透明性や献金の規制が先決問題として浮上しています。

定数削減が注目される一方で、より深刻な政治資金の不正使用に対する対策が放置されているとする声が少なくありません。

4. **国際比較の難しさ**: 他国の制度と比較する議論もありますが、日本の国会の状況は一概に他国と同じようにはいかないという見解が強調されています。

5. **感情と理論の対立**: 多くの人々は議員数が多すぎると感じており、感情的な反応が定数削減の支持に繋がっている一方で、理論的な裏付けが不足しているため、政策として妥当かを問う必要があります。

総じて、議員定数削減に関する現在の動きは、根拠の不明確さから多くの論争を引き起こしており、政治の透明性を高めるより広範な改革が求められている印象があります。

国民への説明責任を果たすためには、定数削減に伴う議論や他の問題への取り組みを包括的に進める必要があります。

(まとめ)

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