高市発言で日中関係悪化も、上海に行って分かった「中国が強気の態度」を取る理由

高市早苗首相の国会答弁をきっかけに日中関係が悪化し、中国・上海に滞在した筆者が実体験を報告しています。

上海では外資系ホテルが閑散としており、授業に出ている多くが日本人であることに不安を抱えながらも、地元のアプリを使用するなどの適応を行いました。

また、中国のデジタルサービスの高度な発展や、EVの普及状況に驚かされ、デジタル主権と自動車主権の確立を実感しました。

米中の政治的対話が進む中、日本は今後どのように立ち回るべきか考える必要があると結論づけています。

（要約）

この記事からは、中国におけるEV（電気自動車）普及やキャッシュレス決済の発展、そしてその背景にある経済的、政治的な要因についての様々な意見が見られる。

1. **EV普及の現状と背景**: 中国はEV車の普及を進めているが、これは国の政策に基づいて補助金が出ているからである。

その一方で、海外市場では中国製EVが売れていないことが指摘されており、国内外の経済格差や品質の問題も浮かび上がっている。

2. **キャッシュレス決済の進行**: 中国でのキャッシュレス化は偽札問題などが背景にあるものの、個人情報の監視手段としての側面もある。

政府が国民の消費行動を把握しやすくするための手段となっているという意見もある。

3. **経済の二極化**: 都市部と地方での経済状況に大きな差があることが指摘されており、一部の地域では景気が良い一方、他の地域では厳しい状況が続いている。

この二極化が国内の不満や抗議活動を引き起こす可能性があるとの懸念も語られている。

4. **国際関係や地政学的観点**: 中国の強気な態度や国際関係において、周辺国との経済的依存関係や日本との外交関係についての意見もある。

日本は中国との関係を見直すべきであるとの意見が多数見受けられた。

5. **技術の依存と進化のスピード**: 中国のITや自動車産業の急成長はその基盤技術が他国からの輸入や模倣で成り立っているとする見解や、独自技術の不足を指摘するコメントも存在する。

全体として、中国の現在の状況とその将来に対する懸念が表明されており、特に経済的な格差や国際的な立ち位置に焦点が当てられている。

（まとめ）