コメ価格なぜ下がらない　5kg5000円超、コメ離れ　卸業者は危機感「億単位の損失」

現在、コメの価格が高止まりしており、スーパーマーケットでの平均価格は5キロ4335円と過去最高を記録しています。

この影響でコメの売り上げが伸び悩み、消費者は高い価格に苦しんでおり、コメ離れが進んでいます。

卸売業者は在庫の増加により、価格が暴落する可能性があるとしています。

一方、コメの価格上昇を受けて、パン売り上げが増加するなどの変化も見られます。

また、「おこめ券」の配布については賛否が分かれ、費用対効果の観点から配布を行わない自治体もある中、渋谷区では独自のキャッシュレス決済を活用した支援策を実施しています。

政府はおこめ券にも使用期限を設ける方針を示しています。

（要約）

今年の日本のお米の価格について、多くの意見が寄せられており、その中でいくつかの共通した傾向や論調が見受けられます。

1. **価格高騰の原因に対する批判**: 多くのコメントでは、卸業者やJA（農業協同組合）が高値で買い付けを行い、不適切な価格戦略を取った結果、米価が高騰したと指摘されています。

これにより消費者は負担を強いられ、政府の救済策に疑問を持つ声が上がっています。

2. **市場原理の必要性**: 「市場に任せるべき」という意見が多数見られます。

価格が下がるまで消費を控え、卸業者の損失は自己責任であるとの見解が強調されています。

特に米券が消費者を助けるのではなく、むしろ市場の正常な機能を妨げるという意見があります。

3. **「米離れ」の懸念**: 高いお米の価格により、消費者が米から他の炭水化物（パンや麺など）にシフトしている状況が報告されています。

また、この傾向が長期的に続くことで、国産米の需要が減少する可能性があるとの危機感が表明されています。

4. **政府やJAへの否定的な見方**: 農水大臣やJAの役割について疑問を呈する声が多く、不適切な価格決定や政策が農業全体の持続可能性を損なう要因であると指摘されています。

一部の意見では、政府の介入が必要だとされる一方で、過去の失策が反映されているとも述べられています。

5. **個々の消費行動の変化**: 米の価格高騰に対する各家庭の対策として、具体的にパスタやパン類に切り替えるなどの工夫が見られ、それが広がっていることが示されています。

特に各家庭が米の消費量を減らす傾向が強まっています。

（まとめ）次年度の米価格の安定を望む声が強い中、卸業者や政府の役割に対する批判が目立ち、消費者は高価格の米から他の炭水化物にシフトしつつある。

市場原理に基づいた価格調整が求められ、今後の米需給バランスが注目される。